SINCE1922
施工事例
戸建て / 23.80坪 / 宇都宮市
伝統的な畳廊下や障子の美しさを継承し、現代の感性を融合させたリノベーション。リビングには、地元の大谷石を脚部に用いた造作ベンチを設けています。一方で、洗面所やキッチンにはモダンな素材や現代的な設備を採用し、新旧の魅力が響き合う一邸です。
庭に向かって大きく開いたリビング。窓下には造作のベンチを設け、腰かければそのまま縁側のように庭と向き合えます。
壁面には本棚を造作。座卓を置いた低い目線に合わせ、天井から床まで木でつないだ落ち着きのある部屋にしました。
キッチンからはリビングと庭まで視線が抜けます。調理の手を止めずに、家族の気配と外の景色を感じられる配置です。
キッチンはステンレスの天板にL型の配置。細長い窓から光と風を取り込み、作業しながらも閉じこもらない設えにしました。
畳敷きの廊下は、この家のいちばんの特徴。障子越しのやわらかな光の中を素足で歩ける贅沢を、そのまま残しました。
奥へ続く廊下は、障子と柱のリズムで長さが心地よく感じられます。歩くたびに表情が変わる、家の背骨のような場所です。
障子はそのまま活かしました。紙を通した光が壁も天井も均一に明るくしてくれる、昔からの知恵です。
和室は畳と襖の構成を残しつつ、壁と天井を整えました。客間としても、家族がごろりと横になる部屋としても使えます。
洋室は折上天井に。壁面いっぱいの収納を木で仕上げ、和の空気を邪魔しないようにまとめています。
洗面はモルタルと木を組み合わせて。大きな鏡と造作の棚で、使いやすさと見た目を両立させました。
浴室まわりにも同じ木の棚を回しました。素材を揃えることで、水まわりだけが浮いて見えないようにしています。
今回の戸建てリノベーションでは、畳廊下や障子といった日本家屋の構成をそのまま受け継ぎながら、キッチンと水まわりだけを現代の設備に入れ替えました。リビングには地元・大谷石を脚に使った造作ベンチを設け、庭に向かって開く場所をつくっています。すべてを新しくするのではなく、残すところと変えるところを分けたことで、この家らしさが色濃く残りました。
K-LIVING Renovationでは、栃木県を中心に中古住宅リノベーション・戸建てリノベーションを行っています。住まいの状態や暮らし方に合わせ、新築では叶えられない既存住宅ならではの魅力を活かした住まいをご提案しています。