施工事例
既存の立派な梁をあえて露出し、勾配天井で開放感を演出した和室が印象的な空間。建具には真鍮の取っ手をあしらい、細部の質感にもこだわりました。広縁には土間のような石敷きの空間を設け、古き良き日本の伝統と、洗練されたモダンなデザインが美しく調和する一邸へと再生しました。
瓦屋根の平屋はそのままに、外まわりを整えました。深い軒の下に濡れ縁を設け、庭と部屋をゆるやかにつないでいます。
天井を解体すると現れた立派な梁を、そのまま見せる勾配天井に。障子越しのやわらかな光が、木の陰影を一日中変えていきます。
縦に抜けた天井の高さが、畳の部屋に思いがけない開放感を与えます。伝統的な設えはそのままに、空気だけが軽くなりました。
床の間の名残は地板として残し、飾る場所に。既存を消さずに活かすことで、この家が重ねてきた時間も受け継がれます。
広縁には石敷きの土間を設けました。靴のまま庭から上がれる場所があると、暮らし方の幅が広がります。
建具の引手は真鍮に。使うほど色が深くなる金物を選び、木と紙でできた空間に小さな輝きを添えました。
格子の引き戸は、光と風を通しながら部屋をゆるやかに仕切ります。閉めても閉じきらない、日本家屋の知恵です。
個室は白い壁と木の床でシンプルに。和の骨格を持つ住まいの中で、ここだけは自由に使えるよう余白を残しました。
横長の窓から入る光が、白い壁を面で明るくします。家具が入って完成する、これからの部屋です。
このリノベーションで叶えた暮らし
昭和53年に建てられた瓦屋根の平屋です。天井を解体すると現れた立派な梁を、隠さずに勾配天井として見せることから始めました。障子や格子戸、床の間の地板といった、この家がもともと持っていた設えは残し、建具の引手だけを真鍮に替えて小さな輝きを添えています。広縁には石敷きの土間を設け、庭と部屋をゆるやかにつなぎました。伝統的な骨格はそのままに、空気だけを軽くした住まいです。
K-LIVING Renovationでは、栃木県を中心に中古住宅リノベーション・戸建てリノベーションを行っています。住まいの状態や暮らし方に合わせ、新築では叶えられない既存住宅ならではの魅力を活かした住まいをご提案しています。